死んでから本気だす!

主にアンデット族デッキ用の自由帳

遊戯王

【考察】DT世界のストーリー【星と屍】

ちょっと困った展開です。
あんにん堂です。

まとめている最中の発見で
話をひっくり返すことになってしまいました。
なのでちょっと短めですか今回も参ります。


↓他のストーリー考察↓
ストーリー考察【世界観】



皆さんは
「デュエリストセット Ver.ライトニングスター」
「デュエリストセット Ver.ダークリターナー」
こちらを購入した際に入っている
ストックケースに書かれた碑文を覚えていますか?

碑文  Ver.ライトニングスター

「時は星座石の螺旋のように」
sophiaより生まれし者、sophiaへ還るべし。
されど、箍の外にあるものは然にあらず。
天命に抗い、希望の光は正しき資質とならん。

ターミナルガイドによると
《セイクリッド・ソンブレス》と《ヴェルズ・ケルキオン》の誕生を示唆する碑文だそうです。

続いて碑文 Ver.ダークリターナー

「世界の合言葉はモリ」
屍者と星者交わりて、星を滅っせんとす。
輪廻の輪は絶たれ、そは新たなる星の種となるべし。
而して宵闇は、正しき資質となりたもう。

「創星神」撃退後のストーリー。
屍者=《ヴェルズ・ケルキオン》と星者=《セイクリッド・ソンブレス》が
共闘して星=《創星神 sophia》を倒し
《創星神 sophia》の輪廻の輪を破壊した後は
この星の新たな生命の種となることを表している。

ということだそうです。
ケルキオンは宵闇の戦士と紹介されていますから
宵闇=ケルキオン、希望の光=ソンブレスでしょうな。
そして2人は新たな生命の種になった訳です。
ソンブレスが竜星、ケルキオンがシャドールのそれぞれの種になったと考えられます。

竜星についてはVジャンプの解説で

この星に宿る元素と、空に輝く星の力が、神と同等の力を持つ希望の光により具象化した存在

と書かれています。

竜星の具象化

具象化しているのはこちらのカードですね。
《セイクリッド・ソンブレス》が水から《水竜星-ビシキ》を生み出し
土からは《地竜星-ヘイカン》を生み出しています。

そしてケルキオンはこちら

影牢の呪縛

何者かが《星因士 ウヌク》を影の中に引きずり込もうとしているシーン。
イラスト左にはケルキオンの元の姿、《セイクリッド・ハワー》の杖が見えています。
またこの杖に巻きついている金色の蛇は他のカードにも見られます。

そして

イェシャドール・セフィラナーガ

こちらの《イェシャドール-セフィラナーガ》は非常にケルキオンに似た風貌をしています。
ステータスは《セイクリッド・ハワー》と同じです。
その手に杖はなく、彼自身に羽のついた2匹の蛇がまきついていることから
ヘルメスの持つ杖であるカドケウスそのものになったのではないでしょうか。

ヘルメスは神々の伝令であり、他にも死者、特に英雄の魂を冥界に導くことと
冥界から死者の魂を地上に呼び戻す役割も担っていました。

またWIKIには「イェシャドール」のネーミングは

「イェシャドール」とは、ヘブライ語で「神の救い」を表すイェシュア(yeshuah)+シャドールだろうか。

とだけ書かれています。
イェシュアはイエス・キリストを指す言葉でもありますので
この世界の救世主になりうる存在なのかもしれません。


最後にもう一度
ダークリターナーの碑文を掲載します。

「世界の合言葉はモリ」
屍者と星者交わりて、星を滅っせんとす。
輪廻の輪は絶たれ、そは新たなる星の種となるべし。
而して宵闇は、正しき資質となりたもう。

こちらの文章はもともと英語で書いてありました。
「世界の合言葉はモリ」の部分だけ原文に戻してみます。

ーThe Word for World Is TSEROFー

“ TSEROF ” は反対にすると “ FOREST ” 森になります。
《ナチュルの神星樹》は《ナチュルの森》にありましたし
モリがカタカナであったことから、死を意味するモリとも掛けてあると思います。
そしてDTで逆さまに読むものと言えばヴェルズ語。
森が逆さまになっていたことから
神星樹のセフィロトを逆さまにした存在、邪悪の樹も指すのかもしれません。


世界の合言葉は神の宿る”ナチュルの神星樹(あるいはインフェルノイド)”と”死=ヴェルズ” 


あんにん堂
(2015.2.24)


【考察】DT世界のストーリー【世界観】

次の通常パックは4月25日発売の
「クラッシュ・オブ・リベリオン(CLASH OF REBELLION)」ですね。
どうも、あんにん堂です。


昨日発売のVジャンプにて
CORE収録のカードが公開されましたね。
レッドアイズ系も強くて気になるのですが
私が一番気になっているのは




tierra

《インフェルノイド・ティエラ》です。
強さよりもDUEL TERMINALから続いている長々としたストーリー。
やっぱりこれが気になります!

気になって調べているうちに思うことが沢山出てきましたので
何番煎じになるか分かりませんが
私も独自の解釈でまとめていきたいと思います!


まずはざっくりと世界観の話から。
WIKIにも書いてあることなので簡単にいきます。

セフィラの神託

こちらは「クロスオーバー・ソウルズ(CROSSOVER SOULS)」で登場した。
《セフィラの神託》というカード。
《ナチュルの神星樹》の中に何かが見えますが
光っている上半分が旧約聖書に出てくる生命の樹に関わる図式ですね。
下半分には生命の樹の図式を180°ひっくり返した邪悪の樹の図式が見えます。
邪悪の樹は神秘主義思想のカバラに由来するもので
カバラでは生命の樹をセフィロトの樹と呼ぶそうです。

セフィロトの樹の中で光っている玉をセフィラ(セフィロトの単数形)と呼び
《セフィラの神託》のイラストの中では10個光っています。
セフィラにはそれぞれ名前と意味があるのですが
イラストのちょうど中心の何もないところに
実は隠された11個目のセフィラが存在しており
それはダアトと呼ばれ知識を司ります。

《創星神 sophia》の項に書いてあるのですが
自身に知慧という意味を持つ《創星神 sophia》は
この世界に10の種族を生み出しました。
これが10個のセフィラと
隠されたセフィラ=ダアト(知恵(慧))=sohpiaを関連付けるものであうとのことです。


そしてセフィラとsophiaが関連づくと出てくるものが
《クリフォート・ツール》のフレーバーテキスト。

クリフォート・ツール

システムをレプリカモードで起動する準備をしています...
C:¥sophia¥sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。
次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。
C:¥tierra¥qliphoth.exe の実行を許可しますか? ...[Y]
システムを自律モードで起動します。


C:¥sophia¥sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。
上記のポイントですな。
ここと対になるテキストが

C:¥tierra¥qliphoth.exe の実行を許可しますか?
こっちですね。

qliphothはクリフォートの英語表記です。
セフィロトの樹でセフィラと呼んだものは
邪悪の樹においてクリファと呼びます。
クリフォートはここから来てるようですね。

ということは
邪悪の樹でsophiaに相当するものがtierra。
《インフェルノイド・ティエラ》だったんですなぁ~。

tierra

創星神sophia

頭の感じも似てますもんね。
WIKIの《インフェルノイド・ティエラ》のページの最後で
容姿について言及しています。

ヘビのような下半身を持った容姿はティマイオスや旧約聖書に登場する、獅子の頭部を持つ龍の姿をした創造神「ヤルダバオート」を思わせる。

sohpiaのイメージ元であるグノーシスの主義の書物
ヨハネのアポクリュフォンの4項目に同様のことが書いてあります。
5項目には母から授かった炎の力で新たに神を作っていますから
《インフェルノイド・ティエラ》とインフェルノイドが炎属性なのは
ここから来ているのかもしれません。

そのほかsophiaとの違いは
「創造の力」 と 「破壊の力」を持つ手と
攻守のステータスが逆になっていることでしょうか。

そして次の項も《インフェルノイド・ティエラ》のページに書いてあることですが
tierraという《インフェルノイド・ティエラ》と同じ名前の
コンピュータープログラムがあります。
これは繁殖と淘汰を繰り返し進化する様子を
コンピューター上で再現するプログラム。


ってことはですよ。
・人工生命の進化観察プログラムtierra
・tierra と対になる sophia
・sophiaとセフィロトの樹
この辺をひっくるめて
『旧約聖書のイメージを中心に据えた種族の繁栄・進化』
これがDT世界のテーマってことなのではないでしょうか?

まだまだ書き足りないことばかり。
この項続きます。


あんにん堂
(2015.2.22)



最新コメント
記事検索
あんにん堂ことアンDです! 全てのアンデット族を従えたい、 そんな野望の元にデッキを構築しています。
  • ライブドアブログ